学生の頃にどんな本に出会うかで、就きたい職業は変わる(かも)

みなさん、こんばんは

前回更新から間が空いてしまいましたが、まだまだ梅雨模様ですね。

鎌倉で合宿をしたり、都内で打ち合わせをしたり、
熱海にコラボレーションワーキングスペース視察の出張に行ったりと、
あちこち動いておりましたが、天気は結構恵まれました。
ありがたいことです

前回の話題に上がったリーンキャンバスですが、
手法を学びつつ、実装にするためのブレストやらブラシュアップを重ねています。

事業化のプロセスを可視化し、形にしていくことでの発見はたくさんあります。
当たり前のことですが、リスクや課題に早く気がつくこと。
偏った考え方に対してフィードバックを得られることが、
本当に大事だと身に染みて感じています。

そして、自分がもっている引き出しの限界というか、
もっと様々なことを勉強しなくては、リスクを正しく評価することはもちろん、
それに対してのソリューションを提案することは難しいと考えています。

僕は大学3年のときに、ある不動産系コンサルベンチャーでインターンをしました。

インターンの学生に日給3000円(時給500円以下)で
港区の物件に飛び込み営業をひたすら命じる、
今になって考えるとブラックな業務でしたが、当時からまちづくりに興味があった僕は、
何とか持ちこたえていました。

この仕事に耐えられなかったら、ディベロッパーの営業にはなれないと思っていました。

その反面、自分が携わりたい案件とは関係なく、クライアントの指示通りに動かなくてはいけない、
束縛・慣例・妥協みたいなのを強く感じていました。

そこに一定の疑問を抱きながらも、不動産業界に就職するための、
いろんなハウツー本や業界マップみたいな書籍を読み漁るわけですが、
やっぱりピンとこないんですよね。

まちづくり=不動産業なのか?という素朴な疑問。

今でも株式会社ここくらすの業種に対し、役所などの機関の項目に「不動産」
と記すことがあって、違和感を覚えますが笑

大学3年の業界研究時点で、ある意味つまずいていたワケです。

そんな中、ビジネス関連のコーナーとは関係なく、
ビレッジバンガードの、サブカルやアート系の本が置いてる場所で
「東京R計画」に出会いました。(立ち読みではなく即買いでした。)

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この本に登場する不動産物件は、かつての東京の中心、
問屋街として賑わっていた神田~日本橋エリアの古いビル。

バブル崩壊以降、地域の産業が衰退し、周辺にハイスペックオフィスが供給されたことで、
ますますテナントが入らなくなった築30年以上の建物ばかり。

ここを、取り壊すのではなく、アーティストや好感度な人に開放する
見たことも聞いたこともないプロジェクトがまとめられていたのです

「リノベーションまちづくり」という言葉が今はありますが、
そういう概念があることを初めて知り、衝撃を受け、感動しました。


そして、この本の共同著者の一人、馬場正尊さん
ちょうど10年後の2016年3月にリノベーションスクール@北九州で会えることになるのでした。

今僕がやっていることは、学生の頃すでに思い描いていた「就きたい職業」なのだと思います。
学生の頃の情熱を、今に未来につなげていきたいです

posted by ちゅーさん at 23:15Comment(0)日記

リーンスタートアップってご存知ですか?

みなさん、おはようございます。

どんより曇り空ですが、シジュウカラがすぐそばで
ツツピーツツピーと鳴いている、そんな朝です

さて、6月からある建築系まちづくりNPOにて、新事業の立ち上げに携わっておりますが、
その新事業を作るにあたって、コアとなるのが「リーンスタートアップ」という概念です。

起業系のセミナーなどではよく取り上げられるので、
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、簡単に説明します。

▼リーンスタートアップとは?
新規事業というのは不確実性との戦いで、そこで生まれたアイデアは仮説にすぎない。
従って、速攻で行動に移して学んでいくことが重要。
計画を立てている場合じゃなく、MVP(実用最小限製品)の提供から始める。
(Minimum Viable Productの頭文字でMVP)
そこで立てる仮説は、事業アイデアのみではなく戦略もつくらなければいけない。
さらに、それを成長戦略とマイルストーンによって常に正確に測定していく。
その結果として、事業案を意図的に方向転換する。
そしてこのサイクルを高速(2-3ヶ月単位)で回す。

リーンスタートアップを初めて知ったのは、去年の10月。
ちょうどソーシャルビジネススタートアップ講座(2015後期)の、初回の講義のときです。

http://massmass.jp/project/socialbusiness_startup_2016_01/
(ちなみに2016前期の初回講義は昨日でした)

ただし、講座で「なるほどそうか!」と思っても、
いざ自分で会社を立ち上げて、本当に実践するかは疑問です。

なので、新事業の立ち上げのタイミングで、
リーンスタートアップを実行する機会があるということは、
自社のビジネスノウハウを身につけるためにも、とっても重要

今はインターンとして、学生と一緒にプロジェクトに携わっていますが、
こうした実経験(原体験)を積めるということは
非常に価値のあることだと考えています。

参考書はコチラ
https://www.amazon.co.jp/Running-Lean-%E2%80%95%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-LEAN-%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%A3/dp/4873115914

これ、ビジネス以外でも応用が効くと思うので、チェックしてみてください
posted by ちゅーさん at 09:01Comment(0)日記

【基調講演】「地域のサードプレイスを考える」振り返り

みなさん、おはようございます

ジメジメ、シットリした庭先から、少し陽が射している
梅雨のしぇあひるずです

さて、一昨日の夜ですが、TIP*S(ティップス)(中小機構)にて
基調講演の機会を頂き、下記のテーマについてお話させて頂きました

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「第2回地域のサードプレイスを考える〜神奈川県「しぇあひるずヨコハマ」荒井聖輝さんの取組から〜」

まず、TIP*Sというスペースについてですが、
「中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)が運営する全国の中小企業や小規模事業者、
 起業に関心がある方などのための新しい学びと実践の場」
というのがコンセプトで、新ビジネス創出のたのワークショップ、イベントなどが
たくさん開催されています。
http://tips.smrj.go.jp/

丸の内にあるスペースは最近できたばかりなのですが、
多くの人が利用しているのはスゴいな、と正直に感じます。

イベントに来ている方のタイプは、どちらかと言えば「堅実」。
「ガッチリ」とした経営や仕事がある一方で、
「こんなこともやってるんですよ〜」
と柔軟なワークスタイルをされている方が多い印象。

ここのコーディネータを務める杉本篤彦さんとは、地元の「神奈川」繋がりで、
講演の機会を与えて頂いたことに本当に感謝しています。

毎度のことながら、なぜ「神奈川」という地域から多くの起業家、活動家が
出ているのだろうと不思議に思います。
もしかすると、僕が活動拠点を「横浜」でなはく宿場・湊としての「神奈川」
という地域に限定して情報を発信しているからかも知れません。

イベントの内容自体は、「地域のサードプレイスを考える」というテーマだったので、
初めて「サードプレイス」という視点から、しぇあひるずを考察することができました。

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※サードプレイスとは?
「 自宅(ファーストプレイス)や職場・学校(セカンドプレイス)ではない、
  一個人としてくつろぐことができる第三の居場所。」

あんまり馴染みのないワードですし、
これから新しいシェアスペースを創っていく感じもするのですが、
参加した方からフィードバックをもらう中で、
もっと身近な場所なんじゃないか?
と考えるようになりました。

究極的には、ドラえもんに出てくる「学校の裏山」です笑

のび太くんが、学校では先生に注意され、家ではママに怒られて、逃げ込む場所。
何にも用意する必要はありません。

現代社会においては、そのような「無駄」とも捉えられる場所が、
少なくなっているんじゃないでしょうか?
(施設が利用規約を設けたり、時間を制限したり、料金をとったり…)

これから人口が減って、遊休不動産が全国で増えていくことは間違いありませんが、
そういう場所の「無駄」を「ゆとり」という価値に代えて、
地域のサードプレイスとして開放する。

そうすれば、もっといろんな暮らし方ができると思うのです。

人が気づけない「無駄」を「価値」に転換できる視点とノウハウを
様々な人と関わり合いながら、養っていきたいです
posted by ちゅーさん at 08:03Comment(0)日記