みなさん、こんにちは
しぇあひるずは、新緑から深緑に変わる時期。
浅草では三社祭り。初夏の訪れを感じます。
こういう節目に、今まで取ってきた行動がどうだったか?
「ふりかえり」をするのは良いですね。
ちょうど半年前、僕はしぇあひるずの立ち上げのためのターニングポイントを迎えました。
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【重要なご報告】5年勤めたDELLを退職することとなり、金曜が最終出社でした。
仕事はもちろんのこと、結婚式や子どもの誕生という人生の節目まで、
様々な形でサポートを頂きました。
皆様、本当にありがとうございました。
頂いたお花や色紙やプレゼントを見ながら、
退職という実感が少しづつ湧いてきて、少し寂しい気持ちです。
今この文章を書いている真横で、我が家に流れてきたメンバー6人
全員が気持ちよさそうに眠っておりますが、
またこんな日があると良いなと、つくづく感じます。
- 以下、振り返りと今後のビジョンです。相当長くなりますので、時間に余裕があるときにお読みください。-
▼DELLというグローバル企業、IT業界で学んだこと。僕の退職願が受理された日と、EMC買収のニュースが流れたのは奇しくも同じ日でした。
DELLに限ったことではないかも知れませんが、ビジネスに対するスピード感、ロジック、結果へのコミット力は、
かなり高いレベルを求められていたと思います。
テクノロジーは猛烈な勢いで進化をしていくので、
DELLのセールスは、自社の製品やソリューションに留まらず、
幅広いIT知識をアップデートし続ける必要があり、
売上と利益は個人のレベルでも3か月毎に達成させることが任務となります。
さらに、結果を出すまでのKPIについても重点が置かれ、
アカウントに対しての様々なマーケティング、セールス行為が、
綿密なデータ分析で導かれた数値を満たせているか徹底して管理されていました。
全世界で、ブレることなく高いレベルの製品、サービスを、スピーディに提供し続けるためには
こうした数値による高いマネジメント力が不可欠であることを示していると思います。
また、創業者のマイケル・デルは、会社の変革を加速させるために、
株式を非公開化するという大胆な手を使ったことでも、業界の注目を集めました。
今までと同じことをやっていたのでは時代遅れになる、ということの裏返しだと感じています。
▼ITがさらに発達する未来では、このテクノロジーの世界はこれからどうなっていくのでしょうか。
先月行われたDELL最大のイベントにて、
インテルの副社長が挨拶でこんなことを話していました。
「2020年までに世界で500億のデバイスが、ほぼ確実に、ネットにつながっている。」
世界人口73億ですから、その量がいかに多いか分かります。
僕はこの話を聞いて、「ワクワク」ではなく「ゾっと」しました。
ここでのデバイスとはPCやスマホという枠を超えて、
家電、自動車、ロボット、自動販売機、医療機器、工業装置など
チップが組み込まれたあらゆるモノのことを指しています。
人がマニュアルで操作しなくても、センサーで状況を判断し
ビッグデータの情報を元に最適に動作してくれることを、
爆速で推し進めている訳です。
2020年って、娘もまだ7歳。
今の子供が大人になる時代には、もっとすごいことになると考えています。
映画ドラえもんで、「ブリキの迷宮(ラビリンス)」という作品がありました。
高度に発達し過ぎたテクノロジーの下、人間が生きる力を失ってしまう話ですが、
その領域に近くなってきたな。というのが率直な印象です。
▼僕がDELLを辞めた理由話を元に戻します。
DELLという会社のビジネスが優良であることは疑う余地がありません。
上司や同僚は、皆仕事ができてフレンドリー。
結果を出せば給与も上がりますし、場合によっては旅行に行けたりします。
その上、勤務時間や休暇の調整はしやすい。
お客様訪問がないときはカジュアル出勤。
外資系ITの大手なので、融資などの審査も有利。
たぶん、日本のサラリーマンの中では相当恵まれた環境だったと思います。
でも、その一方で決定的に不足していた事もありました。
面白そうだからやってみる。年月を掛けて熟成させる。
といった短期の売上には直接結びつかない分野の仕事です。
3ヶ月の結果をフォーカスするあまり、
自分の進むべき目標とのギャップが、勤続年を重ねるごとに広がりつつありました。
皮肉なことに、これはマイケル・デルが株式の非公開化を行った理由に通じる部分があります。
「短期的な株主への配当にこだわっていたのでは、大胆な戦略を取ることは難しい。」
僕の場合は「短期のKPIの達成に気を奪われていては、大胆な人生を送ることは難しい。」
ということでした。
売上や利益を出すことが、個性やスキルに左右されず
効率的・恒常的に実行できるビジネスモデルは、
グローバル企業としては極めて健全なのですが、
「自分がなすべき務めを最大限発揮できる環境であるか?」という視点でみると
自信をもってYES!と言えなかったのが現状です。
▼生きている上ですべきこと先日のソーシャルビジネスの講座の中で、
「あなたのお客さまになる人の笑顔が見えるか?」
という話がでてきました。
僕がまず笑顔になって欲しいのは家族です。
僕は、デバイスをネットに繋げるだけでなく、
人と人とが有機的に繋がる社会を目指していきたい考えです。
そのための選択肢として、会社員や公務員への転職でなはく、
もっと多様な働き方ができるようになればと考え抜いた末、
「地域活性化のための会社を設立する」という結果に至りました。
こういうことを何となく考え出したのは1年ほど前。
具体的に動き出したのは今夏くらいです。
来年、何をするか一言でまとめると、
「実家(空家)を利用した地域密着型のシェアハウスの立ち上げ」です。
そのために、様々な講義やイベントへの参加と、資金や事業計画、
実際にプロジェクトに関わる方とのリレーションの構築を進めています。
実際に家族が所有する住居が、長い年月を経て空き家になってしまっているので、
やる遂げるしかない「自分がすべきこと」だと確信しています。
その先にもクリエイティブな仕事を沢山イメージしているのですが、
この点についてはまた別の機会にお話します。
▼自分の人生と、日本の歴史そして今回の退職は自分にとって8年間半の会社員時代の終焉。
あらたな時代の幕開けとなります。
時代の変化は、自分の変化でもある訳です。
さて、自分の人生を日本の歴史の尺になぞらえると、こんな感じになります。
Ⅰ乳幼児時代 「宗主からの強い影響で基礎が形成された」⇒ 飛鳥・奈良時代
Ⅱ浅草時代 「バブルによる貴族的な繁栄と衰退」⇒ 平安時代
Ⅲ学園時代 「自労自治と文武両道、精神の鍛練」⇒ 鎌倉時代
Ⅳ会社員時代 「庶民の社会進出と家庭文化の確立」⇒ 室町時代
Ⅴ??? 時代 「不安定な世に対し実力勝負を挑む」⇒ 戦国時代
今から突き進む何年かは、将来振り返ったときに
「起業時代」とでも言うのでしょうか。
志は高いですが、生き残りを掛けなくてはいけない。
まさに戦国時代のような状態になるでしょう。
ただし、僕は、穏やかな室町よりも激動の戦国が好きです。
実際には室町と戦国は重なっているように、すでに色んな転機がありました。
もしかすると、その変化に気づいた方もいらっしゃるかも知れませんが、
これからは全開です。
当分ハチャメチャで、ご心配をおかけする可能性も十分にあります。
そんなときは、どんな形でも良いので、物資・援軍を送ってください。
▼30歳を過ぎて、真剣に考え始めた「将来の夢」最後に、みなさんは将来の夢はありますか?
僕の将来の夢は、とてもシンプルです。
「幸せに暮らすこと」です。
なんだ、当たり前だな。と思う方がいるかも知れません。
しかし、自分がどうなっていたいのか、幸せな日常の一コマを
具体的にイメージしたことはありますか?
僕は、いつか、こうなりたい、こうしたいという願望を
なるべくスケジュールで考えるようにしています。
家のリフォームも、結婚式も3年くらい前から構想を立て、
それに向かって仕事や資金計画などを調整してきました。
付き合って10年目の記念の日に結婚し、
その時に住みたい家はこんな感じ、
新婚旅行は絶対に妥協ない。
と社会人2年目くらいには本気で考えていました。
もちろん、今でもそういう妄想を繰り広げています。
以下は、決定事項(奥さんとの約束です)なので、
みなさん予定を空けておいてください!
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結婚30年記念 お花見ガーデンパーティー 於 あらい家
2042年4月5日(土)12時~
おうちの畑の採れたて「横浜野菜」を使った、
シェフ○○さんのスペシャル創作料理と、
地元で活動するバンドメンバーによる
ミニライブをお楽しみ頂けます!
ちなみに翌日6日から夫婦でワールドクルーズ中の客船に途中乗船。
ドバイ、イスタンブールを経て、5月上旬の終点サウサンプトンまで
1か月二人でゆっくり船旅をします。
(寄港先では、そこに住む友達に見送りに来てもらいます!)
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何年かしたら、Facebookやmixi、その他過去に色んな方面に
投稿したコラムや文章をジャンル分けして、本にまとめようと思います(笑)
そして、日々の活動を発信し続けようと思いますので、
今後とも何卒、よろしくお願いします!
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これからも夢に向かって、頑張り続けます